世の中騒音に満ちている・・・

私たちが便利で豊かな生活を求めた結果、 世の中には多くの不要な音が生まれました。
道路には車が溢れ、工場や事業所からは機械音が 絶え間なく響き、
繁華街は深夜まで賑やか。
でも、そんな周囲の騒音からは隔絶された静かな 環境で日々過ごしたいもの。
誰もが求める快適な空間への扉、 それが防音ドア「サイレンティー」です。

防音ドアと聞いて思い浮かべるのが、機械室や音響スタジオなどによく使われているグレモンハンドルの分厚い扉。
閉めるときには一度扉をドア枠の位置に持ってきてから、さらに力を入れて押し込み、ハンドルをぐるっと回さなくてはいけません。
力は使うし、間違って指でも挟んだら大変なことになりそう。
それに、床や天井を見ると弧を描いたキズが付いていることも・・・・
でも「サイレンティー」なら大丈夫!
日常的に使っているドアと同じような使い心地で、グレモンハンドルのドアと同等の防音性を発揮します。

遮音性
防音ドアの性能を決める最も重要なポイントは遮音性。
室外から室内へ進入する音、逆に室内から室外へ漏れる音を遮る性能です。
〈騒音環境値を求める方式〉
ある場所の外部騒音レベル  ドアの遮音性能値  室内騒音環境値
〈遮音性等級(遮音性能値)〉〈騒音環境の目安〉
遮音性等級
T-1
Ts25等級線に適合すること
T-2
Ts30等級線に適合すること
T-3
Ts35等級線に適合すること
T-4
Ts40等級線に適合すること
遮音性等級T-2は、30dbの音を遮る性能を示します。
 
騒音レベル
  db(A)
身近にある生活環境
騒音感覚
110
自動車の警笛(1m前)、プレス機械の音 聴力機能障害
100
ピアノの音、電車通過時のガード下
90
ボーリング場、電車の中 極めてうるさい
80
幹線道路の交差点、バス程度
70
街頭、タクシー程度 うるさい
60
デパートの中、普通の会話
50
静かな事務所 日常的で望ましい範囲
40
静かな公園
30
郊外深夜 静か
20
ささやき
例えば、一般のグレモンドアと「サイレンティーBD30−2M」を比較してみると、こうなります。
気密性
ドアの枠と扉の隙間から漏れてしまう空気を通る性能です。
空気の振動による音の伝搬を抑えるほか、冷暖房の熱損失を防ぎます。
〈気密性等級〉
気密性等級
A-1

125等級線以下である

A-2
30等級線以下である
A-3
8等級線以下である
A-4
2等級線以下である
気密性等級A-4は、ドア1uあたり毎時2u以下の空気が漏れることを示します。
 
例えば、一般のグレモンドアと「サイレンティーBD30−2M」を比較してみると、こうなります。

 

普通のレバーハンドルか握り玉式でOK
ドアの開閉は普通の錠前と同じレバーハンドルか握り玉式です。グレモンハンドルのように閉じる際に力を使ったり、しっかりとロックする必要がありません。普段使い慣れているドアと同じように、レバーを下ろしたり、ノブを回したりするだけ。そして、開けた後は手を離せば、ドアクローザーの作用で自然に扉が閉まります。
床や天井を傷つけない
普通の錠前を使用しているので、開閉がスムーズ。グレモンハンドルのように扉の上下に出るロット棒を使っていないので、操作を間違ったためにきれいだった床や天井を弧の形のひっかきキズで傷めてしまう、なんて心配はありません。
サイレンティーシリーズ内で他のタイプとの互換性があります
枠の扉収まり部分の規格を統一しているので、グレードが異なる他のタイプとの互換性があります。また、構造がシンプルなのでメンテナンスも簡単。もし不具合が生じても、グレモンハンドルのように大がかりな修理は必要ありません。
ちりのある構造
「サイレンティー」はグレモンハンドルのようにステンレスのエッジを回して扉と枠を強固に密着させる方式でなく、扉と枠にちりを設けてある造りになっています。

 

「サイレンティー」は一般のレバーハンドルか握り玉式のごく普通のドア。グレモンハンドルのようにステンレスのエッジを枠のタイトゴムにギュッと押しつけて気密性を高めるわけではありません。それにも関わらず、グレモンハンドルのドアと同じように優れた防音性を発揮するのはなぜでしょうか。
その秘密は、マグタイトゴムにあります。通常のタイトゴムのかわりにマグタイトゴムを枠に張り巡らすことで、扉と枠をぴったりと密着させるのです。だから、ドアの開閉に力を使わなくても、「サイレンティー」は高度な遮音性と気密性を維持します。

 

サイレンティーは様々なニーズに柔軟に対応します。
全国にその採用実績を拡めています。
●法政大学校舎(東京・千代田区)
●ハーモニースクエア(東京・中野区)

 

 
●伊丹市立文化会館
   (兵庫・伊丹市)
●山王パークタワー(東京・千代田区)
より詳しくはこちら、NSDグループホームページをご覧下さい